• タイトル：星蒔き
• Katherine Liberovskaya：ライブビデオ / ビデオカメラ、ビデオソフトウェア
• こじょう ひとし：ライブサウンド / ファウンドオブジェ、サンプラー、マルチプル・チューニングフォーク
• 場所：White Box Gallery、ニューヨーク
• 日時：2007年4月30日
• 企画：Charlie Morrow、Michael Shumacher /『The New Composers Series: Sound in Changing Context』参加作品
• 拝謝：Phill Niblock / スタジオ「Experimental Intermedia」、レジデンス

　チャーリー・モローとマイケル・シューマッハーによって企画されたコンサートシリーズ「ニューコンポーザーシリーズ:サウンド・イン・チェンジングコンテキスト」への参加を機に、ニューヨークのギャラリー「ホワイトボックス」にて実現したコラボレーション。
　十日間の準備期間中、私達は幸運にもフィル・ニブロックの広大なスタジオ「エクスペリメンタル・インターメディア」を使用する事が出来ました。機材も充実しており大変便利な状況でしたが、マンハッタンの中心の交差点近くに位置するため、日中は路上の騒音がかなり気になる環境でした。二ヶ月前に鎖骨を複雑骨折し、未だに痛みが残る状態であった事も相まって、大変集中力を要する準備期間になりました。

　暗い空間でもカメラ映えするという理由で、 ガラスや金属を主に選択しましたが、それらは、私がサウンドコンポジションのために長年使ってきた素材だったため、比較的容易に多様なテクスチャーを作り、ダイナミックな展開のあるライブインスタレーションを提示する事が出来ました。